斐川町モデルハウス

国道沿いに佇む築45年の和風住宅をリノベーションし、スローライフを満喫できる快適な住宅へと生まれ変わりました。耐震・断熱性能はもちろんのこと、デザインにもこだわりました。
- 住所
- 島根県出雲市斐川町富村166-5
- リノベーション完工年月
- 2020年2月
- 完工時築年数
- 築45年
- 費用
- 約2500万円
- 工事期間
- 4か月
- 構造
- 木造2階建て
- 面積
- 151.5㎡/45.9坪
- 間取り
- 3LDK
モデルハウス2号店 完成の軌跡
ギャラリー
外観
建物の性能は新築レベル
築年数の経った建物だったので、耐震・断熱性能がとても低かったです。さらに、空き家の期間が長く、建物・設備機器の老朽化も目立っていました。特にひどかったのはお風呂などの水回りの構造部分です。タイル張りのお風呂やトイレの土台と柱は白アリの被害も受けていました。悪い所は修繕、補強を加え現在の新築並みの性能を持たせ、安心で快適な建物へ生まれ変わりました。
ライフスタイルに合わせた間取り
リノベーション前は、キッチンの床が土間だったり、家族がくつろげる部屋がなかったりとライフスタイルに合わない間取りでした。今回のリノベーションで、使われなくなった続き間の和室を、フローリングにすることで広々としたLDKになりました。玄関も位置を変えて広くすることで、客間にもガレージにもアクセスできるようにしています。開放感もありつつ、プライバシーも守られます。
外観

トタンの外壁から塗り壁とサイディングを組み合わせて和モダンに仕上げています。屋根も瓦から軽量のガルバリウム鋼板にすることで耐震性を兼ねたスタイリッシュな外観にしています。
玄関

広々とした玄関の壁一面は、モザイクウッドで高級感を演出してます。奥へ入ると大きなFIX窓から見えるシンボルツリーが季節の訪れを知らしてくれます。
リビング

自然素材をふんだんに使った内装は、木のぬくもりや漆喰の優しさで居心地の良い空間にしています。床は数ある木の中から、耐久性や水分に強いチークを選定しました。暗めな色味が落ち着いた雰囲気を演出してくれます。壁に採用した白漆喰の塗り壁は調湿機能や消臭機能に優れており、快適な空間を提供してくれます。
ダイニング

屋根の形状を変え、天井高を高くすることで開放的な空間が生まれました。また、窓際にカウンターやベンチを造作し、パソコン作業や急な来客にも対応できます。
キッチン

ステンレスの一枚板で造られたフルオーダーのアイランドキッチンは存在感抜群。アイランドキッチンは壁がないため、より開放的な空間を演出してくれます。みんなで一緒に調理でき、家族とのコミュニケーションも取りやすくなります。
LDK

日当たりの良い二間続きの和室は開放的で明るいLDKになりました。天井を高めに設定し、欄間や垂れ壁をなくすことですっきりした印象にしています。自然素材や照明など、内装の仕上げにもこだわり、ワンランク上の快適な空間になりました。
デッキ

軒を伸ばし、ウッドデッキを設置しました。BBQや外に出て涼みたいときに重宝します。